コレクション: おおみしまファーム

皆様、こんにちは!
おおみしまファームの"みちお"と申します。




瀬戸内海の島で柑橘農家をしています。
2025年4月に2年の農業研修を終え、柑橘農家として独立しました!
何卒、よろしくお願いいたします。

【プロフィール】

・福島県郡山市出身(生まれは塙町)
・元農林水産省官僚
・柑橘農家 兼 柑橘ソムリエ
・瀬戸内の大三島に移住・就農


【おおみしまファームの柑橘】

温州みかん(極早生、早生、中生)、はれひめ、レモン、伊予柑、愛媛果試28号、はるみ、甘平、不知火、せとか




今回、予約販売に思い切ったきっかけお話させてください。
きっかけは大きく3つあります。


1.美味しい柑橘がたくさんあることを知ってほしい

「柑橘って何?みかんって1つじゃないの?」と思っている方がたくさんいると思います。しかし、実は、みかんを含む柑橘にはたくさんの種類があるんです!
みかんは正確には“温州みかん”と言い、柑橘の世界にはみかん以外にも、スダチなど酸味や香りの強い“香酸柑橘”と、それ以外の“中晩柑”(伊予柑など)があり、ざっと思いつくだけでも100種類以上あります。
柑橘生産が盛んな愛媛県では、温州みかん以外にも香酸柑橘や中晩柑など多様な柑橘が生産されていることが特徴です。
実際、私も10種類以上の柑橘を育てています。
私自身、愛媛に来てからたくさんの柑橘を食べてみましたが、初めて食べる美味しい柑橘がたくさんあり、感動しました!
この感動的な美味しさをたくさんの方に届けたいという想いから、今回、柑橘の予約販売をすることに決めました。

2.冬まで農業の収入がほとんどない。

今年の4月から「さぁ、柑橘農家になったぞー!」ということなのですが、柑橘収穫のメインは冬です。
農水省の年間150万円の助成金は受給予定ですが、生活費としては足りず、貯金を切り崩し、農業や宿泊業でのアルバイトをしながら、さながら売れない芸人のような生活をしております(笑)
ここで、もう少し現金収入があれば、資金繰りが楽になるということも、この取組をしたきっかけの一つです。
若輩者ではありますが、応援していただけると嬉しいです!

3.生産者だからこそ分かる旬の美味しさを体験してほしい

生産者になってみて分かったのですが、季節需要や市場出荷スケジュール等から、必ずしもそれぞれの柑橘が一番おいしい時期(=旬)に小売店で販売されないことも多いと感じています。
そのため、生産者だからこそわかる「一番おいしいタイミング」で柑橘を皆様にお届けしたいと思いました!
2年の農業研修を終えても農園経営は1年目で、まだまだ技術力なども未熟であることは認識しておりますが、これまでの経験と知識をフル動員して全力で最高に美味しい柑橘の発送に努めます。
見守っていただけると、とても嬉しいです。