農村コラム:米農家「もう無理、収穫量は増やせない」
なんばるわん☆Share
こんにちは!
いつも『農村日和』をご利用いただき、ありがとうございます♪
今回は「令和の米騒動」の渦中にある生産者の想いをお伝えします。m(__)m

いせきしゅんすけ|お米のおにいさん Instagram・リール動画「もう無理…収穫量は増やせない」
お米の価格高騰で家計を圧迫・スーパーの棚には米袋が並ばない日もあるし、国の政策が意味があるのか無いのか実情もよくわからない。
そして、国民が大変な思いをしている中での官僚の失言騒動など・・・不安な日々が続いていますね。
当サイト運営母体である農業系コミュニティtomajoDAO(トマジョダオ)には、お米の栽培をされている農家さんが複数組います。
世間では、お米や生産者について誤解を招くような情報も飛び交い、報道も過熱気味。
SNSでは「もっとたくさんの米をつくればいいのに」「米の値段がこんなに上がって農家はさぞかし儲かっているだろう」と、無責任な意見も見受けられます。
ニュースやSNSなどの影響によりたくさんの問い合わせが来て、「よろこばしいことでもあるが複雑」と心中を吐露する米農家さんも。
兵庫県丹波篠山の地でアイガモ農法によりお米を栽培しているいせき農園・いせきしゅんすけさんはSNSで、「あとから収穫量を増やすことはできません」と、発信しています。

ーいせきしゅんすけさんInstagram投稿よりー
お米は苗を植えた時点で「これ以上は摂れない」という上限が決まってしまう作物。
天候や病気・台風など、これからの管理によっては減ることはあっても、増えることはない。
本当の勝負は、田植えのあと。
どう品質を守り、収量を減らさないか。そこに全力を注いでいます…
いせきしゅんすけ|お米のおにいさん Instagram・リール動画「もう無理…収穫量は増やせない」
この投稿にはコメントが多数寄せられており、世間のお米に対する感心の高さがうかがえます。
偏った情報や意見に惑わされないように、生産者の声を聞いて実情を把握していきたいですね。
ぜひ、農家さんたちの情報発信にもご注目ください!
『農村日和』では、生産現場の実情をできるかぎりお伝えしていきます。(^O^)/
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪