農村コラム:プロ直伝・家庭菜園でもできる!おいしいパプリカの育て方

農村コラム:プロ直伝・家庭菜園でもできる!おいしいパプリカの育て方

なんばるわん☆

こんにちは!いつも『農村日和』をご利用いただき、ありがとうございます♪

今回は、公式YouTubeチャンネルから人気の動画「パプリカ栽培のコツ/ 現役プロ農家直伝」をご紹介します(*'ω'*)

こちらの動画は一年前以上前にアップされましたが、現在でも再生されていてコメントも多数寄せられています。
「家庭菜園でパプリカをうまく育てたい」という方に、興味を持って視聴いただいているようです♪


木も育てながら実も育てる

動画に登場するのは、長野県松本市でパプリカ栽培をはじめて3年目(※動画更新時)になる、百瀬農園の百瀬さん。(レポート:ミニトマト農家・とまたろうさん)
百瀬農園では、ハウス内でパプリカを吊るしながら栽培。10月上旬のハウスには、背丈180cmを超える立派なパプリカの木が並んでいました。
最大のポイントは「木と実のバランス」。パプリカは、開花から40日ほどかけて実が熟すため、その間ずっと木にぶら下がっています。木に負担がかかるぶん、木自体をしっかり育てながら実を太らせるのが重要だそうです。

ももせパプリカ農園 YouTubeチャンネル

水やりは“少量多回”がカギ

水の与え方については、1日1回たっぷりあげるよりも少量を複数回に分けて与える「少量多水」が理想的。特に夏場は、1本の木に対して2L程度の水が必要になることも。
土の乾き具合や天候を見ながら、水切れを防ぐことが大切です。

マルチと土づくりの工夫

百瀬農園では毎年3月下旬頃に定植。地温を上げ乾燥を防ぐためにマルチを使用。
土づくりでは、やや酸性の土壌と有機物を多く含んだふかふかの土がポイントとのこと。
収穫後のパプリカの木も、土にすき込んで有機物として活用しているそうです。

家庭菜園では「2本仕立て」で育てよう

仕立て方は「2本仕立て」がおすすめ。1本の根元から太い枝を2本伸ばして、それ以外の枝は剪定。脇芽も取り除き、上に向かってまっすぐ誘引していきます。
紐を使える環境なら、上から吊るして誘引を。難しい場合は支柱を立てたりネットに紐で結びつけたりと、状況に応じた工夫も紹介していただきました。
また、ミニトマトなどでは下葉を落とすことが一般的ですが、百瀬さんは葉を残す派。光合成の力や木の健康を優先し、自然な姿で育てることを大事にされていました。

驚きの甘さ!おすすめ品種「パレルモ」

最後に紹介していただいたのが、イタリアンパプリカ「パレルモ」。細長くて唐辛子のような見た目ですが、辛くなくてとても甘い!「世界一美味しい」と百瀬さんが太鼓判を押す希少な品種。
収穫してすぐに食べてみると、まるでフルーツのような甘さ。パプリカのイメージがガラッと変わる一品です♪

パプリカは、工夫次第で家庭菜園でも十分に育てられる野菜。百瀬さんの知恵と経験は、これからパプリカを育てたい方の大きなヒントになるはずです。
(百瀬さんのYouTubeチャンネルでは、パプリカ栽培についての最新の情報が共有されています)

ぜひ、今年の家庭菜園に取り入れてみてください!

最後までお読みいただき、ありがとうございます(^O^)/

家庭菜園:ミニトマト栽培ならこちら!とまたろうYouTubeチャンネル

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