
農村コラム:個人農家が世界へ羽ばたく日
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こんにちは!いつも『農村日和』をご利用いただき、ありがとうございます♪
今回は、公式YouTubeチャンネルから人気の動画「個人農家が輸出で戦えるのか?!」をご紹介します(*'ω'*)
農作物の急激な価格高騰や米不足などにより、「農業」「農家」に対する政府の対応が注目されています。国民がしっかりと「農業」そして「政治」にも関心を持たなければ、自分たちの生活が維持できなくなるということに気づいたからではないでしょうか。
今回の動画では、「政府の目標額:日本の農作物の輸出について2030年までに5兆円とする」という情報から個人農家の輸出についての可能性を考察。
当サイトで通年販売をされている(ブログ更新時現在)、ASUKAのチーズ工房・ASUKAさんと脱サラ新規就農者・ひとり農家のとまたろうさんが対談をされています。
シンガポールでチーズのPR活動
ASUKAさんは、北海道むかわ町在住。ご家族が経営している牧場内のチーズ工房で、手作りのチーズを製造・販売をされています。
むかわ町役場からシンガポールでの日本のチーズやワインのPR事業に推薦され、今年3月にシンガポールへ渡りました。
そして、現地の日本大使公邸(大使の自宅)で行われたイベントに参加。
現地のバイヤーや飲食店関係者約100名を前に、英語でチーズについてスピーチを行いました。
北海道アイヌ民族の伝説と結びつけたチーズのストーリーは好評だったようで、スピーチのあと興味を持った数名の参加者から具体的な質問(賞味期限、食べ方、作り方など)を受けることに。
特にインドの方やシンガポール在住の方などから関心を持ってもらえたとのこと。
AIツールや翻訳家さんの助けを借りて、ASUKAさんのチーズのPRは大成功だったようです(^O^)/
チーズ輸出の契約は取れた?
現地在住の日本人親子(日本料理店経営)が、ASUKAさんのチーズを使いたい!との申し出があり、やはり日本人同士だと話しもスムーズに進むと、ASUKAさんは感じたそうです。
個人農家が輸出できる可能性は?
今回のシンガポールでの活動は、むかわ町役場からの推薦などがきっかけで実現しました。このように地方公共団体から推薦があれば、海外進出に挑戦できるのかもしれません。
食料自給率の低いシンガポールでは日本の食品に対するニーズが高く、日本の農作物は高品質というイメージがあり、受け入れられやすいという背景も。
実際に、現地のスーパーでは日本のチーズや野菜などが販売されており、ASUKAさんは現地でしっかりと見てきたそうです♪
動画のまとめ
・自分の作った農産物を直接輸出するだけでなく、海外での技術指導という道もある。(例:マレーシアでの千歳トマトの事例)
・個人経営の柔軟性を活かし、海外のニーズに合わせた展開も考えられる。
・「日本」というブランドは信頼性が高く、強みになる。
個人農家さんでも、世界で活躍できるチャンスはきっとあると信じたいですし、ASUKAさんの挑戦は日本の農業の未来に明るい光を灯してくれたようにも感じます♪
\ASUKAさんのチーズは当サイトで販売中/
JAL国際線ファーストクラスの機内食に採用されたチーズも入ってます!
ASUKAのチーズ工房・牧場直送6点セット